応用情報技術者試験に合格した話

IPA応用情報技術者試験 日常

令和4年秋期の応用情報技術者試験に合格することができましたので、その勉強記を残しておきます。
数年後、私が記事を確認した時にどんなことを思うのか今から楽しみですね。

スキルや経験

2014年の秋期の基本情報技術者試験に合格しており、その後は、2016年にCCNAを取得しています。CCNAの更新はしていないため、応用情報技術者試験を受験した時には失効していました。

2年と7か月間、文教や中小企業のネットワーク機器設定やテクニカルサポートを経験しています。

3年と5か月間、セキュリティ業務の運用保守を行い、その間にちょこちょこ小規模なネットワークの構築を経験しています。(セキュリティ業務の詳細は伏せます。ごめんなさい。)
その内1年くらいの間はAWSを使った業務も同時にしてました。EC2とかRDSを使った簡単な構成のものが作れるレベルです。

4か月間、Kubernetesの技術を身に着けるため、DockerやLinuxを業務でずっと触っていました。

社会人になって勉強!というのを行ったのが、これが初めてになりますかね。

勉強開始時期と勉強時間、想定した学習スケジュール

試験申し込み終了の二日前に申し込みを行って、すぐに勉強を開始したので3ヵ月くらい勉強したと記憶しています。確か7月の中旬くらいからだったかな?

勉強時間は仕事のある日は一日1時間から3時間ほど勉強していました。仕事が終わったら早めに帰宅して勉強を開始するときもあれば、朝4時に起きて勉強して、早めに会社に行って始業前に勉強してを繰り返していました。朝早く会社に向かうと道がすいていて会社に着くのが早いんですよね。

休日は気が向いたら勉強するって意識で勉強に取り組んでいたと思います。後述する動画の教材を利用しているときは休日も多めに勉強していたと思います。

また、どこかへ出かける系の友人の誘いはすべて断っていました。食事の誘いにはいきましたが、極力勉強時間を確保することを優先するように考えていました。

想定していたスケジュールは

  • 7月中旬から8月中旬 → 合格教本をすべて読む
  • 8月中旬から8月末 → 午前問題の過去問演習
  • 9月初旬から9月末 → 午後問題の過去問演習
  • 10月初旬からテスト前日 → 状況に応じて学習内容を調整

といった感じを想定してました。

使用した教材

当時は、バイクの免許を取りに行ったり、車とバイクを買ったりとお金がなかったので、昔買うだけ買ってみるかと変な心意気で手にした「平成29年度春期秋期の合格教本」を使って勉強をしました。

そもそも、令和4年(2022年)の出題範囲ってどんな感じなの?と試験要綱と合格教本の目次を見比べてみたのですが、大きな違いは機械学習くらいかなとなったので、「平成29年度春期秋期の合格教本」でいいか。と判断した次第です。

ぶっちゃけ上の考えはよくないです。ちゃんとその年の学習教材で勉強を行うことをお勧めします。
どうして平成29年の教材で勉強してしまったんだと思っていました。割とガチで。

合格教本を1ヵ月半ほどで読み終え、予定より時間がかかっているなと感じつつ、次に使用したのがUdemyの「現役講師が教える【応用情報技術者試験 午前版】講座 合格に必要な知識の徹底解説+過去問題開設」を見ていました。得意分野のところは倍速で見ましたかね。

ここまでやったところで、やっと過去問を解き始めました。「応用情報技術者試験ドットコムの過去問道場」を使わせてもらいました。アカウント登録しておくといつの試験が点数悪かったから、もう一度解こうなどの判断が簡単にできますのでお勧めです。

いやー、はじめは過去問を解くのが楽しく感じましたね。このあたりから80問をどれくらいで解けるのかを意識してやってました。1回目はやはり時間がかかります。解説も読んで2時間半くらいかかったかな?。年度によりますね。

それを過去直近2回を除いて、10試験分遡って解きました。その10試験の中でも直近4試験分は全問正解になるように早めに学習をしましたかね。予定していた学習スケジュールとかなりずれていたので、直近4試験分で午後問題の対策に移っています。この時点で9月中旬くらいだったかな?

午後問題を学習するとなって初めに直面したのがやる気のなさ。本当にやる気が出なかったです。そこで考えたのが動画教材垂れ流し!。「現役講師が教える【応用情報技術者試験 午前版】講座 合格に必要な知識の徹底解説+過去問題開設」を得意分野に絞ってとにかく見る!これをしてました。

やばいやばいと、感じつつ、やる気を無理やり引き出し「応用情報技術者午後問題の重点対策」って本を始めました。9月下旬だったと思います。もう午後問題は答え方に慣れればいい。それでええ!とか考えてましたね。このころになると休日は猛勉強してました。時間足りない!!ってなってましたね。

その午後問題の重点対策も得意分野をはじめに勉強して、点数が取れそうな分野を勉強するようにしてました。基本情報技術者試験に合格した時はテクノロジー関係を選択していたのですが、業務で使っていない知識は、ほとんど忘れてしまっていたので、マネジメント関係を中心に勉強していましたかね。

試験が近づいてきたら、午前問題の過去問演習に戻って10試験分正答率が95%超えるまでやってました。そしたら試験日って感じでしたかね・・・。

午後問題は何を選択するか

午後問題何を選ぶか、ここは思った以上に考えました。

私が試験前にやらないと決めていた分野は

  • プログラミング
  • システムアーキテクチャ
  • データベース

一つずつ見ていきます。

プログラミングは基本情報の時にアルゴリズム自己採点満点だったので、選択してもいいかなと考えてました。過去問題を解いてみると、あ、無理だわとなったのでその瞬間捨てました。
業務でフロントエンドやバックエンドの開発に従事している人にはお勧めです。

システムアーキテクチャは過去問をやってみたときにとにかく難しい。たまに急に簡単になった!?という感じで、選択対象から外しました。

データベースはそれなりに解けていたのですが過去問によって点数がばらついたので、見送りました。こんなに解けなくなってるんだーということが分かったので、もう一度勉強しなくちゃいけませんね。
業務でDBをコマンドで操作することが多いよって人は簡単に思えるかもしれません。

上のリスト以外の分野はすべて候補に入れました。問題文をさっと読んで問題もさっと読んで、できそう、できなさそうを判断して受ければいいやって感じでしたね。

過去問を解いていると思います。国語だ。と。基本情報の方が技術よりなのかな?と感じました。上記リストの分野を捨てているので、そう感じただけかもしれませんね。

同じ時期に同僚が同じ試験を受けていたので、何を選択したのか聞いてみたのですが、プログラミングとデータベースは選択したといっていました。試験時間はギリギリだったそうです。(私よりテストの点数高かった。)

試験中に感じたこと

午前問題で感じたことは、最初の5問!難しすぎでしょ(笑)すぐ飛ばしましたね。計算問題も飛ばしました。すべて解き終わって見直しも終わったころに、もっと!ちゃんと!知識として覚えてやる!とやっとけばよかった!と感じました。ついでに機械学習関連の問題でてきたわーとか思ってましたかね。

午前の試験は早めに終わって退出可能時間内ではあったんですけど、ほかの受験生の邪魔になったら可哀そうとか考えて、教室懐かしいなぁとか思いながら、マークミスないかとか自己採点用に問題集にマークしてーとかやってましたかね。

自信があるなら普通に退出しましょう!
くつろげる場所を先に確保するべきです!
私は駐車場の隅っこでご飯食べました!!!

午後問題は、まず必須の情報セキュリティ分野。情報セキュリティ関係の部署にいたのでこんなもんかーとか感じながら難なく解けました。

システムアーキテクトは捨てる!と試験前から考えていたのですが、まさかの試験内容がコンテナの問題。これはラッキーと逆に選択して解きました。

ちょうど業務でKubernetesをやっていたので、ラッキーでした。Kubernetesをやる前にDockerを学習していたので、それが活きましたね。その学習教材はまた別記事で紹介できればと思います。

ネットワークは選択するつもりでいたので、まずはどんな問題か確認して、解けそうだ。と判断して解いてましたね。こういう問題は好きです。

組込みシステム開発は国語の問題でした。解答が逆に不安になりましたね。

これらを解き終わった段階で残り1時間半。さて、どれやるかぁって感じでした。
解いたことないけど、システム監査やってみよ!とか思ってシステム監査選択しましたかね。

解いた午後問題をまとめると

  • 情報セキュリティ → 必須ですね
  • システムアーキテクチャ → コンテナだ!ラッキー!
  • ネットワーク → 業務で長年やってきたからねー
  • 組込みシステム開発 → 問題文の中に答えあるやん
  • システム監査 → 調子に乗りました

これも解き終わったころには残り1時間、退出してもお迎え待つしなぁとか考えながら、ひたすら見直し!何個か解答を変えて、まあええやろ。って感じでした。

試験後の気持ち

午後問題は大丈夫やろ!落ちるとすれば午前問題だな!とか考えてましたね。
試験終了後2週間後くらいにやっと自己採点する気になり採点したところ、正答数は6割超えてたんで、まあ、大丈夫かも?とか考えてました。

落ちたら落ちたで、もう一回勉強できるドン!とか考えてましたね。
もう一回勉強すれば、もっと基礎を固められていいんじゃないか!?
次は「キタミ式」とかいう本読んでみたいなとか考えてやってました。

また、今回の合格は運が良かったな。と感じましたね。それなりに流行りの技術を仕事で触れていればもしかしたら試験にでてくるかもしれません。

午前問題を対策して、午後問題は今までの経験と知恵、知識で解くってのもいいかもしれないと思いました。

なにより、試験が終わってずっと読みたかった「7つの習慣」が読める!ってそれがうれしかったですね。本記事は以上になります。

参考にしてほしくない余談

試験勉強中、部屋の掃除を全くしなかったんですよ。

その結果すごい量の埃がたまっていて試験が終わって気が抜けたのと同時に体調を崩して、1ヵ月つらい日々を過ごしました。体調管理のためにもちゃんと掃除はしましょう。

試験日1週間前の土日はNetflixでひたすらアニメのキングダム見てました。一切勉強してなかったです。受かったのはキングダムパワーかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました